僕はこれまで自分の感情に悩まされ、苦しめられてきました。
感情豊かなことはいいことだと一般的に思われていると思うのですが、僕からすると全然そうでもないです。
現在の肌感覚でいうと、感情豊かなことによる恩恵が0.5、デメリットが9.5くらいの感覚です。
色んな苦しいことまで敏感に感じてしまうからです。こっちの苦しさの方が圧倒的に多い。
感情が豊かで、そのことによる才能を世の中に披露して換金できた経験も皆無ですし、現在メリットなんてほぼないですね。
で、こんな厄介な性質を抱えながらどうやって生きていけばいいかというと、自分できちんと感情をコントロールしてあげるしかないです。漠然とあぁ今日はしんどい、辛いぃってなってたら本当にただしんどいだけ。
なので自分の感情をコントロールする、感情を安定させるにはどうしたらいいかというのをお話しします。
と、偉そうに言いつつ僕も感情が不安定になる時は今も結構あるんですけどね。でも以前よりも立ち直りが早くなったと思います。
そうやって少しずつ心を安定させていけばいいと思ってます。
では心が不安定な時にどうすればいいかというと、自分の感情としっかり向き合うことが大事だと僕は強く思います。まぁ、心が不安定じゃなくても自分の感情と向き合うことは大事だと思いますけど。
自分の感情と向き合うというのは、コレ、口で言うのは簡単で、全然大した響きじゃないのですが、実際かなりしんどいと思います。少なくとも僕はしんどかったです。
自分の感情と向き合うというのは、場合によってはめちゃくちゃ恥ずかしかったり、しんどかったりでつい目を逸らしてしまいがちですが、でもこれをしないことには本当に物事を解決することはできないと思います。僕の経験上。
では実際僕が自分の感情と向き合うということをやってきた経験上感じるメリットをとりあえず以下に挙げていきたいと思います。
自分の心を不安定にさせている要因について適切な対処ができるようになる
「これはどんな感情なんだろう」
「なんで自分はこんな感情を抱いているんだろう」
という感じで自分の感情と向き合うことによって、自分の感情の正しい姿がだんだん見えてきます。
例えば自分の好きな子が他の男と親しそうにしているのを知った時、モヤモヤを抱えながらも「まぁ、束縛するのは良くないし、親しくしていても問題ないよ」と思うのは適切じゃないと思います。
それは自分の感情から目を逸らしているだけで、また同じようなことが起こった時も苦しみはずっと心の奥底で燻り続けると思います。
そうじゃなくて、自分のモヤモヤしている感情がそれは嫉妬なんだということをしっかりと認識して、「あの子が他の男と親しくしていることにヤキモチを焼いてちょっぴり辛い。でも束縛するのは良くないし、親しくしていても仕方ない」という思考回路を辿るのが適切だと思います。
自分の感情の正体が何なのか、分かっているのと分かっていないのでは全然違います。自分の感情が適切に把握できていないと、何だかよく正体が分からないものにモヤモヤ苦しむことになります。
そうならないためにしっかりと自分の感情と向き合い、自分の心を把握する習慣をつけた方がいいと思います。
また脳科学的に言えば、自分のことを客観的に見れるようになれば心がラクになるみたいですね。
自分のこの感情が嫉妬なんだと客観視できるだけで、少し心は楽になると思います。僕も経験上そう感じます。
そして、自分のこの感情が嫉妬なんだと分かれば、そこから適切なアプローチが取りやすくなると思います。
例えばさっきの例で言うと、嫉妬してるんだと分かれば、自分はそれくらいその子のことが好きなんだ、やっぱり他の男に取られたくない!と逆算して新たな決意を抱くことができるかもしれません。
自分の感情が分からずモヤモヤしたままでいるとナァナァになって決めることも決まらず、そのうちその男に好きな子が奪われてしまうかもしれません。
恥かしくても辛くても、自分の感情と向き合うことは物事を本当に解決しようと思った時に絶対に外せないことだと思います。
落ち込みからの立ち直りが早くなる
自分の感情を把握する習慣をつけるようになってから、落ち込みからの立ち直りが早くなったなという実感があります。
なんか、感情の正体が分かる事によって心がちょっと落ち着くんですかね。
そのかわり徹底的に自分の心と向き合うので、その時間はかなりしんどいです。
多分、自分の感情を把握して適切な方向性で考えれることは考えたから、もう考えても仕方ないなと諦めがつくから心が落ち着いてくるというようなこともあるのかなと思います。
人によってどうかは分かりませんが、僕は落ち込みからの立ち直りが早くなりました。
でも、辛いことも正直慣れてきます。慣れというのは何にでも適用されるんですね。これは結構興味深い発見だなと感じます。
自分の心と向き合う辛さも、辛いっちゃ辛いですが、まぁ慣れてきます。
結果、やっぱり落ち込みからの立ち直りが早くなると思いますね。
自分に正直に生きられるようになる
あとね、コレですよ、コレ。
人生自分に正直に生きた方が絶対に楽しいですよ。状況にもよるけど。
自分はこれが好きなのに、周りの人と一緒にいると素直に好きと言えないという経験をしたことがある人は多いんじゃないかと思います。
僕もなかなか天邪鬼な性格でひねくれていた(る)んですけど、でも好きなものを好きと言える人生の方が楽しいなって今思います。
自分の感情と向き合い続けると、正直に生きることの大切さが分かってくると思います。
自分の人生を鮮やかに彩ってくれているのは感情が大きな役割を果たしているのであって、この感情に無駄に背くのは全く意味のないことだと思います。良いものは良いんですね。だって良いんだもん。
まとめ
とまぁ色々偉そうに語ってみましたが、僕がもう苦しい思いをしていないのかと言われると、そんなことはありません。
多分、一生苦しみや辛さと付き合っていくことになるんだろうと思います。
だからこそ、その一つ一つの苦しみを和らげる術を知っていたら、その術を知らないよりも人生お得だと思います。
まぁでも、悲しみや苦しみに苛まれていなくても、自分の心と真摯に向き合うというのは必要だと思います。
まぁ、なんか大仰に書きましたが、とりあえずぼちぼちやっていければと思います。
ぼちぼちとそんな感じで。
あんまり考えすぎるのも良くないですよね。
まぁ、人生いろいろってことです。
ぼちぼちで
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