最近世の中の陰の部分に興味があって、連続殺人事件とか暴力団についてよく調べてた。
この日本社会に生きてたら平和だから陰の部分について忘れがちだと思うけど、世の中光があれば必ず陰がある。
三振を取ったピッチャーがいれば三振を取られたバッターがいるように、光と陰の関係性は切っても切り離せないもの。
僕はこの2年ほど、この世界の陰の部分に触れてきた。
平和な世界とは真逆の陰の世界。
だから今僕は光よりも陰に興味がある。
そして、光を支えているのは陰だったりする。
だから光の部分だけ見るんじゃなくて、陰の部分をもっと見たいと思う。
光と陰は表裏一体だから。
そんな中で裏社会系の本を探してたら、「ヤクザが店にやってきた」っていう本がAmazonのレビュー評価が高かったから買って読んでみた。
「ヤクザが店にやってきた」の著者はめちゃくちゃカッコよかった
何気なく読み始めてみたものの、暴力団と飲食店の社長(著者)が壮絶にバトルしてて、めちゃくちゃ面白くて一気に全部読んでしまった。
なんてったって暴力団と対峙していたのは普通の飲食店の社長。
バックに暴力団がついてるワケでも全くなく、武器を持って追い払うでもなく、口先の巧みさや警察との協力などで暴力団を撃退していってた。
いやぁ、本当に頭が下がるというか、凄すぎた。
だって暴力団が自分の店に来るとか怖すぎでしょ。
その暴力団に怒鳴られようとテーブルを破壊されようと毅然とした態度で撃退していく…。
実際暴力団に囲まれてサンドバックにされてた描写もあって、やっぱり殴られたりもしてたらしいし、何よりも撃退後の報復も怖いよ。
この人本当にすごい。凄すぎる。
でもこの本を読んで、勇気と根性があれば暴力団を撃退できることが分かった。
暴力団も一応この社会で生きてるから、こっちが手を出さないとなかなか手を出してこないっぽい。
だから毅然と暴力団と対峙してこちらの主張を通し、もし手をあげられたら警察に通報するってのがセオリーっぽい。
まぁ、そんなことが普通の人にできるのかって言われると、、、って感じではある^^;
暴力団に対するイメージが変わった
そして今まで持ってた暴力団に対するイメージがガラッと変わった。
暴力団って、実は情に厚くて義理堅いっていうイメージがあったけど、そんなことないんだね。
本読んでて出てくる暴力団がまぁ理不尽なこと。
理不尽なこと言って金をむしり取ったり店を乗っ取ったりと、そんな暴力団ばっかりらしいね。
実際情に厚くて義理堅い暴力団の人はいるけど、それは暴力団の幹部クラスの人たちのことで、しかしその人たちも部下たちの犯罪、恫喝まがいで得た利益で暮らしてるから、実は人情もヘッタクレもないみたいなことをこの本の著者は言ってた。
確かになるほどなと思った。やっぱり暴力団は暴力団なんだなと認識が変わった。
でもここ最近暴力団の取り締まりが厳しくなって、どんどん暴力団の数が減ってるみたいね。
「暴力団がいなくなったら逆に街の治安が悪くなる」論みたいなのをよく見かけるけど、そうなの?
だって街にはすでに警察がいて犯罪は警察が取り締まるし、暴力団がいなくなったら暴力団がらみのトラブルがなくなって、やっぱり治安は良くなるんじゃないの?
どうなの?どうなんだいオラァ
まとめ
この本で暴力団のことについて色々と知れて良かった。
そして何よりもこの本はめちゃくちゃ面白かった。
自分が暮らしててとてもじゃないが経験したことがない内容がたくさん書かれててとても興味深かったし、スリリングだった。
あと、著者の方に敬意を表したい。
この本に書かれていることが僕に降りかかってきたら、毎日泣いて足がガクガク震えてノイローゼになってしばらく布団の中で過ごすことになるだろう。
著者の方は勇気と信念のある素晴らしい経営者だった。
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