最近の僕の晩ご飯代は130円だ。
毎晩130円で済んでるから、かなり節約になっている。
しかも満足度は結構高い。
どうして食事代が130円しかかからないのか。
それはある店に行っているから。
プラス、ある期間中だから。
僕がなんの店に行っているかと言うと、それは「はなまるうどん」だ。
うどんって結構安いんだよね。
そして今天ぷら定期券の期間中だから、うどん1杯注文で好きな天ぷらが一品無料になる。
天ぷら定期券は神。
だから、はなまるうどんで一番安い「かけうどん」(¥130)を注文して、天ぷらを一つ選んで、結構満足のいく食事ができる。こんなに安く。
かけうどんはシンプルだけど、おいしい。
前からよくかけうどんは食べていたが、最近シンプルすぎて少し飽きてきて、カレーうどんやぶっかけうどんに浮気していた。
しかし、最近ある工夫をすることで、またかけうどんばかり頼むようになった。
というか今はかけうどんが一番好きだ。
しかもこの工夫には一切金がかからない。
要望にお応えして今からその魔法を教えるので、シンプルなかけうどんばかり食べていた方にはぜひ試していただきたい。
世界が変わる。
「今世紀最高のスープ 全米がイった」
1. ゴマを振りつつ、モチベーションを高める
スープと麺とネギというシンプルなかけうどんが渡されたら、まずゴマを振ろう。
ゴマを振る量は好みでいい。
とにかくゴマを振ろう。
ゴマを振ることで今から最高のかけうどんを作るんだというモチベーションが醸成され、五感が研ぎ澄まされていく。
五感が研ぎ澄まされることによって最高の一杯を作ることができるし、何より最高の一杯を楽しむことができる。
まずはゴマからだ。
ゴマを振ろう。
2. 揚げた天ぷらの残り衣でうまみを与え、スープにつやを出す
次にスープをワンランク上に引き上げる方法を紹介する。
そのために、天ぷらを揚げた時に出てくる衣を振りかける必要がある。
しかし、この天ぷらの残り衣は提供されている時と提供されていない時がある。
運が悪い時は普通の天かすを入れることになるので若干グレードが下がってしまうが、それも己の不徳の致すところとして受け入れるしかない。
そして運良く残り衣を手に入れることができれば、かけうどんのスープは確実にグレードが上がる。
残り衣に吸い取られた素材のうまみが油とともにかけうどんのスープに染み込んでいくのだ。
スープの舌触りが良くなるのだ。
これを使わない手はない。
3. 七味でアクセントを加え、罪深きスープを完成させる
そして全ての下地が整えば、席に着き、卓上にある七味に手を伸ばそう。
そう、この七味こそがかけうどんの人生を決めるターニングポイントである。
今までなぜ七味をかけなかったのかと正直かなり後悔をした。
それくらい、この七味とかけうどんの相性が抜群なのだ。
七味を3、4振りし、悪魔の赤がかけうどんに宿ったところで、全体を混ぜよう。
そしていただこう。
麺からでもいい。
スープからでもいい。
それとも天ぷらから?
ここから先はぜひ自分の五感で確かめてほしい。
世界が変わったかけうどんをあなた自身で確かめてほしい。
それは天使か。それとも悪魔か。
食べてみればすぐに分かる。
いや、永久に分からないのかもしれない。
私の手助けはここまでだ。
幸運を祈る。
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