僕の大好きな橋下さんの新著が出たから読んだ読んだ読んだ読んだ読んだもう読んだ。
めっちゃ楽しみにしてたんだけどね、いや、やっぱり橋下さん凄すぎた。
この本では野党がどうすれば強くなるかについて詳しく書かれており、橋下さんが政治家時代に心掛けていたことや経験したことなどが惜しげもなく書かれている。
組織の運営の仕方で何が大事かや、それこそ証人喚問の尋問のやり方といった細かなことまで書かれていて、ものすごく勉強になるようなことが沢山書かれていた。
そもそもなぜ野党が強くなれなければいけないかというと、野党が弱ければ政権交代は起きにくく、与党はその状況に甘んじてだらしない政治をしてしまうからだという。
そしてその最たるものが日本中を騒がせた森友加計学園問題で、橋下さん曰く政府は国民をナメきっているとのこと。
確かに、あんなに国民に対してウソをつき通そうとした人たちに納税を厳しく求められたくないと思う。
てか最近消費税を10%に上げると首相が表明したってニュースがあったけど、超不満。
そんな人たちが主導してさらに国民から税金を徴収しようなんて、めっちゃ不満。
そもそも上げた消費税分は社会保障に充てるって言ってるけど、前回の増税で景気が落ち込んでるし、本当に今回の増税で全体として良くなるのかね。
経済学的に見て多分いろんな根拠があるんだろうけど、でもまず財務省には森友加計学園問題の責任も取ってもらいたい。
だからやっぱり強い野党がいれば与党もピシッとするというのは本当にそうだと思う。
野党が強くなれば政権が奪われるかもしれないと与党もピシッとした政治をしだし、野党と与党が切磋琢磨して日本の政治は良くなっていくと書かれていた。
そして、野党が強くなるための具体的な方法について様々なことが書かれていて、地方で首長を獲って実際に行政権を行使する方法などが書かれており、うわぁ、なるほどなぁと思った。
本当にね、本当に本当に強い野党の作り方が書かれている。
この本は本当に野党議員必読の本、ていうかもう教科書だと思う。
あと、組織の運営していく上では人間関係力が大事だと書かれており、本を読むと色々と掘り下げて書かれているが、橋下さんってこういうところがすごいなと思う。
論理と感情、感覚のバランスがすごく良いなと思う。
あぁ、だから橋下さんの説明することって分かりやすいのかな。
この本は全体的に小難しいことが書かれていなくて、とても読みやすい。
難しいこともすごく分かりやすく書いてくれている。
僕みたいな頭が良くない人でもストンと理解できたし、なるほどなぁと感じることがめちゃくちゃあった。
そしてこの本の最後の章では日本の課題について超鋭い解説をしていた。
やっぱすごいな。
もう世界一頭がいいんじゃないかとも思うわ。
本当に純粋に面白かった。
そしてすごくタメになった。
この本は間違いなく名著。
本というよりコンパス。
日本のこれからの歩む道を示す、まさにキラキラしたコンパス。
この本読んでちょっと思ったけど、沢山金儲けしている人が税金を多く払うように、橋下さんみたいなズバ抜けて頭が良くて先見性があるような人はこうやって本を書いて社会に還元する必要があるなと思った。
というわけでもっと色々書いてほしいです。お願いします。
影響力とかも含めて、本当に良い本だった。
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