先日のあるテレビ番組での松本人志の発言がかなり炎上してて、色々な著名人も批判したりしてて盛大に炎上してたよね。
でも内容がどうこうの前に、松っちゃんのたった一言でこれだけ世間が賑わうって、やっぱ松っちゃんすごいなと思った。同じ松の名字を持つものとして誇らしいよ。
俺はその発言のシーンをリアルタイムで観てて、特に引くこともなく普通に面白く感じながら観てたけど、内心ちょっとヤバいんじゃないかってのは確かに感じた。
そしたら案の定すごく炎上したけど、改めて後で色々と考えてみると、やっぱり何の問題もないと思う。
なぜ俺が特に問題ないと感じるのか。そもそも笑いとはどういうものなのかという考察と一緒に以下に述べる。
今回の発言は「笑いと差別的なニュアンスは紙一重」な部類の笑い
まず笑いというものについて考えてみたけど、今回のこの発言はブラックジョークっていう部類の笑いだと思う。ブラックジョークの定義はこんな感じ。
ブラックジョークとは、倫理的に避けられるタブーについての風刺的な描写や、ネガティブ・グロテスクな内容を含んだジョーク・コメディ・ユーモアを指す言葉である。
Wikipedia
だから今回の「体を使って」発言の大枠はやはりジョークだ。
人を笑わせることが仕事の人が視聴者を笑わせるためにした発言に過ぎない。
でも「道徳的、倫理的にどうなのか、アウトだろ!」と言われると、ブラックジョークの定義にあるように、「倫理的に避けられるタブーについての風刺的な描写」とあるんだから、そういう部類の笑いなんだとしか言いようがない。
そしてこのような笑いが嫌いだという人が沢山声を荒げているが、しかしこういう笑いが好きな人も沢山いる。
だから結局これは好き嫌いの問題であって、世間一般的にアウトだという話ではない。
色々なコメントを見てるとやたらと「こういう発言は時代の流れに反している!」とか「女性蔑視だ!」みたいなコメントを見かけるけど、それはちょっと大袈裟なんじゃないかと思う。
多様性を大事にする社会とか女性の権利を認める社会っていうのはもちろん大事だとは思うが、逆にコメディアンのブラックジョークを笑うことができない社会って俺は窮屈な社会だと思うよ。
指原本人が嫌がっていないから周りがとやかく言う必要もない
番組やその後の指原の反応を見てて、指原が傷付いてた感じでもないし、じゃなおさら別にいいんじゃねと思う。
むしろテレビに出る側からすればこれだけ世間の話題をさらえてありがとうって思ってるんじゃない?と思う。
俺は指原本人じゃないし細かくどう思ってるかとかも分からんけど、でも指原も実際に色々共演して松本人志の笑いがどういうものかっていうのも理解してると思うしね。
まとめ
ここまで俺の考えを述べてきたが、やはりあの発言は度を超した発言だとは思えない。
個人的には松っちゃんのこういう尖った笑いが好きだし、彼の番組はよく観る。
まぁ、その分好き嫌いがハッキリ分かれるから嫌いな芸人ランキングでダウンタウンが1位になっちゃってるけど^^;
だけどそれだけ個性が強い唯一無二の存在であるということ。
そして嫌いなら彼の番組を観なきゃいいだけ。
まぁ、番組を観てなくてもネットのニュースで流れてきて不意に大勢を巻き込むことになったりするから大変だとは思うけど、こんなことで丸くなって欲しくはないなと思う。
こういうブラックジョーク的な笑いが好きな人って絶対沢山いるから。
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