昨日ボーカルトラックにEQやコンプをかけてその後ボーカルを聴いてみると、「さしすせそ」といったいわゆる歯擦音がめちゃくちゃ耳障りに聴こえて、すごく素人っぽいボーカルトラックになってしまっていた。
なのでLogic Pro Xに付属しているディエッサーを使って歯擦音を目立たなくさせようとしたが、めちゃくちゃ不自然な感じになって全然使い物にならなかった。
以前まで何度もボーカルは録ってたが、今回はかなり良いマイクで録ったから歯擦音までキレイに録音されてしまい、急にこんなに歯擦音が耳障りに聴こえてくるようになったんだと思う。
てなワケでこれどうしようかと考えていたが、結局有料プラグインを買ってみようかということになった。
それで色々とディエッサーのプラグインを探していたが、新しめのプラグインでUIもキレイで、有名なブランドから出ている「Sibilance」というプラグインを買うことにした。
そしてそのままソッコーで使ったみたが、結論から言うとめちゃくちゃ満足してる。
じゃ早速、実際にSibilanceなしとSibilanceありのボーカルトラックを比較していこうと思う。
Sibilanceなし
まずはSibilanceなしのボーカルトラックから。
とりあえず検証のため特に歯擦音が目障りな箇所を抜き出してみた。
この「あたら “し” 〜 き “せ” “つ” のか〜”ぜ”」の””で囲ったところが歯擦音の耳障りな箇所で、こういうところが結構あって、ボーカルがすごく素人っぽくなっていた。
Sibilanceあり
次にSibilanceありのバージョン。
プラグインの設定も簡単で、サクッとかけてみたけど、こんな感じ。
どうでしょうか。
まず「あたら “し” 〜」の”し”があまり目立たなくなってて聴きやすくなってるんじゃないかと思う。
その後もそれほど歯擦音が耳障りにならずに聞こえると思う。
こんな感じで簡単な設定でボーカルトラックの他の耳障りな歯擦音も全て解消されたから、めちゃくちゃSibilanceに感謝というか、買ってよかったなと思う。
まとめ
マジでSibilance買ってよかった。
これからボーカルトラックを色々いじる時に頼もしい武器になってくれそう。
で、今回WavesのSibilanceを使ってみて思ったけど、Logic Pro X付属のディエッサーは全く使い物にならない。
今までも何回かLogicのディエッサーは使ったことがあったけど、あまり効果の差が分からなかった。
でもちゃんとしたディエッサーを使えばこんなにハッキリと効果が分かるものなんだね。
てか、なぜ歯擦音って漢字が「しさつおん」って打って出てこないんだ。
このパソコン頭おかしいのか?
おかげでまずSibilanceで検索かけて、そしたら検索結果の意味のところに「歯擦音」って出てくるからそれをコピーして貼り付けて歯擦音って書いたりしてた。
パソコン君のボキャブラリーもまだまだやね。
もっと精進せい。
わいも精進する。
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